2026/09/14
今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。
雨ばかり降っていて日に当たっていないためか、鉢植えの花が枯れてしまってがっかりしています。人も植物も日光を浴びる時間が極端に少ないと、発育や体調に不具合が起きるようですね。体もだるく何となく鬱気味の今日この頃です、秋晴れはいつ訪れるのでしょうか…。

パニックその①
猫の足が腫れているという訴えがありました。保護猫さんであまり人馴れしていないので、飼い主さんはしっかり洗濯ネットに入れてきてくださいました。ですが…飼い主さんがネットごとキャリーケージから出した途端、猫は暴れだし飼い主さんをひっかいたうえ診察室内を逃げ回りました。猫は失禁し飼い主さんは流血の阿鼻叫喚の大惨事になってしまいました。仕方なく厚いバスタオルで包んで、鎮静注射をして処置をすることにしました。
左手掌球(パッド)に外傷性の膿瘍ができていました、これは痛そうです。患部を切開して排膿・洗浄して消毒薬を塗布、抗生物質の全身投与をして処置はお終いです。爪をみると鋭利に伸びていて、これで引っ搔かれたらさぞ痛かっただろうと背筋が寒くなりました。飼い主さんは慣れてますと涼しい顔をしておられましたが、VTさんは青くなって消毒してあげていました。もちろん爪はしっかり短めに切っておきましたが。
パニックその②
口を痛がり見せてくれないという訴えで、歯科処置を兼ねて口腔内をチェックするために鎮静することにしました。高齢小型犬なので、抜けている歯も多く残歯は数本で、隙間からいつも舌が出ていました。齲歯が数本と下顎リンパが腫れている他は腫瘍や潰瘍も見られなかったのですが、ガムのような固い異物が挟まっていたので、これが気にする原因だったかもしれません。処置は30以内で終わり、ついでに爪を切ったりなどグルーミングをしていました。麻酔が覚めて来て無意識に鳴き始め激しく動き始めました。しばらくすると呼吸が苦しそうになり舌の色が真っ青になってきました、あわてて舌をひっぱり気道を確保して、念のため気管チューブを挿管しました。酸素を送ると間もなくしっかり覚醒してくれました。
もともと舌が大きく弛緩気味だったのが、無意識で鳴いているうちに舌が喉の奥に落ち込み、気道を塞いでしまったようです。危なかった!冷え汗ものでした。VTさんがしっかり観察していたおかげで、すぐに気がつき事故を免れることができました。
今日の出来事で寿命が10日位縮んだ気がしました。
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シンシア動物病院
>http://www.sincere-ah.com/
住所:〒233-0008 神奈川県横浜市
港南区最戸1丁目2−3
TEL:045-714-1560
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