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保護犬の子宮筋腫

今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。

卵巣子宮疾患が疑われる愛犬の避妊手術がありました。

悪露らしきが出ていて元気なく空ろだということ。白血球数は上昇しているものの、レントゲン撮影では顕著な子宮蓄膿は確認できませんでした。いざ開腹してみると、子宮角は硬結していて左側は大きな腫瘤を作っていました、子宮筋腫のようです。これが周囲を圧迫していたのでしょう。手術も麻酔の覚醒も無事に進み、問題なければ2~3日で退院です。

              

彼女は保護犬で、歯が1本もなく心臓の持病がある上に今回の病気です。どういう犬生を送ってきたのか?12才という年齢以上に見えます。とても大人しい良い子です、巡り会えた今の優しい飼い主さんの元で穏やかな余生を過ごしてほしいと願っています。

 

他にも今日来院した子は、心不全から腹水が溜まってきた子や肝機能障害から下痢・嘔吐を起こした子など、みな中高年です。この気候を、何とか乗り切ってほしいです。