2025/07/15
今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。
パンパカパーン🎉昨日は21才のKたんのお誕生日《おめでとう・おめでと~う》
昨年お祝いしてから1年、自宅でのインシュリン接種と毎週2~3日の通院。飼主さんの献身的な看護とKたんの頑張りには頭が下がります。2人の頑張りは私たちの励みになります。さらなるKたんの1年が穏やかな良い年になりますよう、お祈り申し上げます。
本日最後の飛び込みの子は、特発性膀胱炎(血尿)のオス猫さん…たびたびこの症状をくり返しています。早い段階で尿路閉塞を起こし、会陰部尿道瘻形成術を受けているので尿が詰まることはない!詰まることはない…のですが。とてもとても繊細で神経質な子なので、ちょっとしたストレスや気候の変化で血尿をくり返してしまうのです。
「特発性」とは医学用語で「原因不明」という意味で、特定の症状に対して現時点で原因が特定できない場合に用いられるようです。猫で結構見られる症状で、私たち動物病院の悩みの種になっています。処方食の給餌や投薬・サプリなどできる限りの対処はしているのですが、せめてもの手術をしておいてよかった…と飼主さんと慰めあってしまいます。
ちなみに今度鎮静下で毛玉カットをすることになりました。暑さや毛玉などが彼のストレスの一因なら、少しは改善できるといいのですが。