Ｋちゃんの退院と Ｔちゃん飼い主さまとの20年越しの再会

今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。

尿道瘻形成をしたKちゃんは、無事飼い主さまの元へお返しできました。3週間弱の入院で掛かった費用をみて「お金のかかるBOYだねぇ」とちょっぴり苦笑いされる飼い主さまに、こちらもちょっぴり苦笑い…Kちゃんだけが飄々としていたようです(😅)

Kちゃんが退院して、空いたケージが寂しいです。こうちゃんでも入れようかな…。

今日は悪天候にも拘らず来院してくださる方が比較的多いようでした。日曜午後なので掛かりつけのVETがお休みということで来院される方もおられました。

そんな中で食餌の食べが悪いとの主訴で中年猫さんが来院されました。口腔内は歯を覆いかくすほどの歯石と歯槽膿漏、悪臭がします。犬以上に歯磨きが難しいことや食性の理由などから、重度の口腔内疾患を抱える猫は多いようです。放っておくと内臓疾患の原因にもなりかねません。この子も一度は麻酔下の歯科治療をしなければならないでしょう。とりあえず今日は対症療法で経過を見て、年明けにでも処置をする検討でいます。

前回大きな膿瘍で入院している猫のＴちゃんは、飼い主さまが面会に来られ、相談の結果このまま2週間ばかり入院継続することになりました。一緒に年越しです♡

飼い主さまはなんと２０年以上前に愛犬で掛かって下さっていた方で、院長はもとより私のことも覚えていて下さっていました。亡くなったペットの思い出話と再会の喜びの会話を交わしました。『Iさま、ご来院ありがとうございます。お元気そうで何よりです。Ｔちゃんはしっかりお預かりさせていただきます♡』