手術創の舐め防止

今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。

避妊手術のペットが退院してやれやれ…と思っていたら、電話が掛かってきて「猫が手術の創口を舐めているんですけれど、大丈夫でしょうか？」との事。

創口を舐める子は舐めるし舐めない子は舐めないのですが、圧倒的に猫の方が舐めることが多いので、ほどけないようにステンレス製糸を使いその上に医療用のテープを貼って保護しています。再来院した猫を見るとまだテープは付いたままでしたが、抜糸まで放っておくわけにもいかないので、さらにカラーか腹帯を付けることになりました。ちょっぴり神経質なその子は狂ったようにカラー嫌がるので、チューブ状になった包帯を体に合わせて切って着せることにしました。これも嫌がるので、なだめすかして何とか装着した姿はかわいかったです。

抜糸まであと2～3日だから、我慢しておくれ～。

こうちゃんは夜な夜なフリーにしてもらって、すっかり出癖がついてしまい診療時間内でも要求してきます。夜、事務仕事をしている後ろでこちょこちょ遊んでいたかと思うと、さあ帰ろうとするとどこかに隠れています。毎日帰り際に猫探しをするのが日課になっています。それでも見つけられると素直に捕まるから、結構楽しみになっています。