本当に良くある ペットの誤食

ペットの誤食というのは、本当に日常でよく起こるものなのです。最近続けて2件来院されました。

 

1件目は中高齢の小型犬さん。結構な大きさのデンタルボーンをまる飲みしてしまったとか?この場合消化するには時間がかかるでしょうし、中途半端に腸に詰まっても困るので、とりあえず吐かせてみることにしました。

胃に内容物があった方が吐きやすいので、給餌してから吐剤を使うことにしています。幸い食欲旺盛な子なのでたっぷり餌を食べてくれました。吐剤を注射して数分経つと、強い嘔吐反射の後に2度目で、5cmほどの若干ふやけた誤食物を吐いてくれました。思わず周囲にいたスタッフは「やったぁ!」と歓声を上げ、ハイタッチしてしまいます。だって、いつもうまくいくとは限らないのです。ものによっては、うまく吐けなければ内視鏡や手術での摘出になる場合もあります。可哀そうにご本人(犬)はちょっと気持ち悪そうで、せっかく食べた餌まで吐いてしまってがっかりしているかもしれません。この後、念のため吐き気止めを使いました。飼主さんもホッとされ、ちょっぴりがっかりしている愛犬を連れてお帰りになりました。

 

2件目は幼齢の1kgの超小型犬さん。初めてお散歩に出て地面に下ろした直後、何を思ったか小石を誤食してしまったそう。

本当かな?と思いつつレントゲンを撮ってみると、見事はっきりと写っています。微妙な大きさです、さてどうしようか?小石は重み胃底に沈むでしょうし吐くのは難しいかも知れません。しかもちょっぴり神経質で大袈裟な子です、吐剤を使うのは困難かと思われます。小石が胃内にあっても、直ぐに体に悪影響するわけではないでしょう。もしかしたら腸を通過できるかもしれないと期待して、しばらく経過を見ることにしました。

飼主さんには毎日便のチェックをお願いしました。そして数日後再度レントゲンを撮ると、あ~ら不思議!小石は跡形もなく消えていました。飼主さんは気づかれなかったようですが、どうやら無事排泄できたようです。まずは良かった良かった!ご本人(犬)は、また抑えられレントゲンを撮られてぷりぷりしています。飼主さんのお悩みは、今後どこで散歩させたらよいのかしら~?でした。

        

 

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シンシア動物病院
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