福ちゃん 走る、走る、走る…

ｼﾝｼｱは日曜午後も診療しています。すると、普段罹っているVETが休診のため、急患で来院される患者さんが時々いらっしゃいます。今日も柴犬さんが下痢が止まらないとの事で来院されました。慢性膵炎の持病があり下痢止めの常備薬があるのですが効かなかったそうです。飼主さんはお困りの様だったので必要な応急手当てをして、改めて罹りつけの動物病院に後日行って頂きます。無事治るといいですね。

先日奇跡の仔猫「福ちゃん」を引き取っていただいたTさんが来院され、「福ちゃん」の動画を見せて下さいました。元気元気！同居のM･ｼｭﾅｳｻﾞｰちゃんと追いかけっこ、おもちゃの取り合い…もう全然負けていないのです。五感のうちの視力の代わりの感覚がものすごく発達しているのでしょうか。激しく動いていても全くものにもぶつからず、目が見えていなんて信じられない位の動きです。その様子をみらいちゃんが高い所から見守り、疲れてｹｰｼﾞの中で休んでいる傍に付き添って眠るのです。(ﾍﾟｯﾄの能力を信じて引き取って下さったＴさんは別格として)私たち人間の判断なんて、他愛もないものだと思わざるを得ない様子でした。動物の幼き者を労わる本能と社会性、人間こそ見習わなければならないと思いました。