悪性腫瘍でも生き抜いた子 突然死してしまった子

この時期、本当に嫌なことだけれど高齢または持病のあるペットが立て続けに亡くなってしまいました。

下顎の悪性腫瘍に掛かってしまったAちゃん。下顎が腫大化して潰瘍もでき顔が変形するまでになってしまいました。けれども、痛みを薬を使って止めることで、何とか食餌も取れお家の中で元気に動き回ることもできました。そして、最後まで精いっぱい!力いっぱい!生き抜きました。Aちゃんも飼主さんもご立派でした。

私たちはいつもペットや動物に『生き様』を学びます、『最後まで生きぬく!』ということを教えられます。Aちゃんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

 

一方事故ではないけれど突然ペットの死に遭遇してしまう場合もあります。ゴールデンやチワワなど心不全が疑われて亡くなった症例が続きました。どちらも予兆は全くありませんでした。一方は急に倒れて当院に担ぎ込まれてきましたが、心拍低下以外に異常も認められず、蘇生を試みるもあれよあれよという間に心停止になってしまいました。もう一方は、やはり深夜に発作を起こし他の救急病院に受診したものの、やはり心停止してしまい蘇生が叶わなかった子。翌朝に死亡したとのご連絡を頂きました。

ずっと看病するのも大変ですが、突然ペットを失ってしまうのは殊更お気の毒でなりません。本当に残念です、心よりお悔やみを申し上げます。

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シンシア動物病院
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