もうすぐGWですね

最近あったこと…

片(あるいは両)停留陰睾とは、睾丸が陰嚢の中に降りてきておらず鼠径部や腹腔内に留まっていることをいいます。先日来院された小型MIX犬も片停留睾丸でした。片方は完全に腹腔内にあったので、結局開腹手術となってしまいました。これはまあ時々あるので珍しいことではありません。ところが、同じ日に来院したさくら猫のボス猫くんがやはり片方が停留睾丸でした。ペルシャ系の猫で何度か見た事はありましたが、結構猫では珍しように思われます。しかも同じ日にというのは。この子も片方が腹腔内にあるようでしたが、触診したところ特に拡大して腫瘍化している様子もなかったことと一般的に停留睾丸は繁殖能力は低いという事なので、さくら猫の去勢目的は果たしているとして正常睾丸のみを摘出することにしました。いやあ、こんなことってあるんですねぇ。

 

悩み…

我が家の猫が高齢になり、腎不全もろもろで毎日皮下点滴をするためずっと長く(当)動物病院に入院しています。病院の猫・家の猫と保護した三毛きじ猫を、運動させるため夜な夜な室内に放ちます。ところがそれぞれ我が強くてあまり仲が良くないので1匹ずつ時間差で出します。ちなみにみんなメスです。なかでも保護猫『まるこ』はマイペースで物おじせずにまるで一番昔からここに住んでいるような大きな態度です。愛情に飢えているのかべたべた甘えてくるところはとても可愛いく可哀そうにも思うのですが、纏わりついて離れないのでその『愛』がちょっと重い…のが悩みです。誰かこってりじっくり一匹で可愛がってくださる方はいないでしょうか…。

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シンシア動物病院
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