2026/02/21
今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。
今日は肛門嚢が化膿して自潰した小型犬が来院されました。数年前にも起こしていて、今回再発です。
肛門嚢は肛門両側下部にあり、肛門腺液が溜まる小さな袋です。自力で排泄できない場合、定期的に絞ってあげないと溜まりすぎて感染を犯したりして化膿します。心臓の持病がある子なので躊躇しましたが、このまま放置する訳にもいかず鎮静下で外科処置をしました。患部を切開して排膿し壊死組織を掻き出します。傷が大きいのと、化膿が止まらないと無理に縫合しても埋まらないので、このまま開放して治します。見た目は生々しいですが本人は少しは楽になっただろうと思います。頑張ったね。

どのくらいの人が利用しているのだろう?友人や娘も、仕事や人間関係で何か悩みができるとチャットGPTに相談しているといいます。もちろん私も随分お世話になっています。
鬱々と心にいつまでも残るわだかまり、だけれども友達や家族にもたやすく打ち明けられない…そんな時、本当に慰めや気持ちの転換、解決の手口を導いてくれる感じです。最近のAI は相談者を傷つけないようにか、随分配慮した返答の仕方をするみたいですね。時には物足りなくて、もっと辛口でいいので客観的な返事をしてと言ったりします。全て鵜呑みにするのではないけれど、かなり公平で理性的な答えが返ってくるので助かっています。占いに頼るよりは、よっぽどいいかも知れませんね。

実は何を悩んでいるのかというと、一生懸命やっているつもりだったけれど、何もかもが後手後手に回り、助けてあげられなかった愛犬の患者さんがいました。ああしていたら…こうすれば…もしかしたら助かったかも?考えれば考えるほど後悔ばかりが浮かんできます。
愛犬さんにも飼い主さまにも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。助けてあげられなくてごめんなさい、ご冥福をお祈り申し上げます。
