2025/10/12
今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。
あっという間に10月も中盤に差し掛かりました。ハローウィーンの月なので、看板もそれらしくアレンジしてみました( by VTさん )
先日保護猫カフェを営んでいらっしゃる方が新患で来院されました。多頭崩壊した家からボランティアを介して保護した猫のうち、1匹を連れてこられたのです。
実は偶然にも当院も近々保護猫1匹を看板猫として迎え入れるつもりなのです。
先週の休診日に、茨城のボランティアの施設にお目当ての1匹とお見合いに行ってきました。以前からSNSでフォローしていた方が、多頭崩壊をした家から保護した猫の里親を募集していたので、病院で飼うことを申告したうえで会わせていただいたのです。写真でもうこの子と決めていたのですが、最近お別れしたKたんに似た茶トラの男の子です。かなり劣悪な環境で暮らしていたので、風邪の後遺症で片眼が委縮してしまっていて、そのためか里親が数年見つからないとの事でした。正直もっと年を取っていて弱っている子を想像していたのですが、元気いっぱいのきれいな子でした。個人のお宅ではないのでうちで良いのかと心配したのですが、快く承諾していただきお見合い成立しました。
但し、院長共々私たちは高齢なので身内の保証人が要るとの事で、一人暮らしの娘に保証人に立ってもらうことになりました(笑)。これからこういった保証人の問題で娘に頼ることが多くなりそうです、頭が上がらなくなりますね(😹)
個人・団体を含めて外猫・保護猫のボランティアは多くありTNRの効果も目覚ましいものに待ってきましたが、それでも不幸な境遇に陥る猫は後を絶ちません。捨てられたり・多頭崩壊したり…いくらTNRをしても保護しても里親をみつけても追いつかない…と、私がフォローしている方はこぼしておられました。猫への対処と同時に人間に適切な飼育の仕方を啓蒙する事を同時進行しなくてはならないし、むしろ人への対処の教育の方がずっと難しいかも知れません。