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暴れる猫の処置 痛い注射で心が萎えそうになります。

今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。

 

診療にあたって、極力ペットへのストレスは避けたいものです。嫌がるなら避けて通りたいと思うのが人情ですが、しなければならない場合もあります。そういう治療が続くと、少しこちらも心が萎えてしまうことがあります。

 

とある治療で注射処置を継続して行わなければならない子がいます。その皮下注射痛いと定評のあるもので、嫌がる猫を毎回押さえつけてすることになります。1回2回ならこちらも心が痛まないのですが、毎回となるとまるで虐待しているような気持ちになってしまいます。代替手段がなく、命をつなぐには必要な治療だとしたら、心を鬼にして続けるしかありません。《ごめんよ~君のためなんだから耐えておくれ…》

お次は子猫血液検査です。保護猫なのでどうしてもウィルス検査をする必要があります。くねくね暴れながら鳴く子猫を、固く保定して採血するのも可哀そうになります。《お家の子になるのだから頑張れ~》

高齢猫さんが食欲がないとの事で来院されました。持病でずっと投薬している子ですが、今回の原因は便が肛門周囲にべっとり張り付いて排泄できないのと皮膚炎を起こしているためと思われました。丁寧に便を剥がし毛を切り汚れを洗い流しますが、猫は痛がり暴れます。高齢なので鎮静もできず、の状態をみながら時間をかけて処置しました。《猫が疲れてたけど大丈夫か~?》

最後は5㎏級の爪切りですが、大きいうえに気難しくて少々気性が荒い子です。正直言って少し怖い!エリザベスカラーをして2人がかりで保定をするのですが、体格がいいので暴れる力も強いです。処置を終えてからはどうやってケージに戻すか?キャリーケージを目の前において、「せ~の~!」の合図で手を離すと猫はケージに飛び込みました。無事に終えてほっとします。《恐かった~》

 

疲れました…。

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シンシア動物病院
>http://www.sincere-ah.com/

住所:〒233-0008 神奈川県横浜市
港南区最戸1丁目2−3
TEL:045-714-1560
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