2026/04/21
今日は、横浜市港南区のシンシア動物病院です。
今朝1番目の飛び込みは誤食でした。
1才前後のの小柄なボーダーさん、スリッパの一部をかじって飲み込んだとの事。一応かみ砕いてはいるものの、素材がコルクのような固めのもので腸閉塞の原因になりかねないので、とにかく吐かせることになりました。
例によって点眼タイプの吐剤を使います。両眼に一滴ずつ滴下しました。20分ほど時間をおいても吐かない場合同量を追加することになりますが、10分もすると嘔気が始まりました。数回吐くうちに食渣と共にかみ砕いた異物が出てきました。全部を合わせると、どうやらスリッパの欠損部分になりそうです。今回はその後は吐き気が止まったので、吐き気止めを使わなくてもよさそうです。
この吐剤を使った後も吐き気が止まらない場合、今度は制吐剤を使うのですが、「プリンペラン」という薬剤が唯一有効だそうなのです。しかしこの注射が製造制限なのか流通の問題なのか?理由はわかりませんが、欠品続きで手に入らなくてとても困っています。
誤食に関して、前回腸切除をした愛犬さんは若干の貧血が残るものの元気にしているそうです。室内の小物をいたずらする性癖は相変わらずだそうで、「やめてよ~」飼い主さま以上にこちらはハラハラしています。
この子の手術は本当に大変でした。あと一歩のところで腸が穿孔して腹膜炎を起こすところでした。壊死した腸の一部を切除し、大きさの異なる腸の開口部を整形してつなぎ合わせる…これでいいのか?ちゃんと癒合するのか?その後ちゃんと腸の内容物が通過するのか?不安が残り、院長は夢にまで見たそうです。 Sちゃん、いい子だからおいたしないでね。

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シンシア動物病院
>http://www.sincere-ah.com/
住所:〒233-0008 神奈川県横浜市
港南区最戸1丁目2−3
TEL:045-714-1560
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