尿道瘻設置 紆余曲折のこともあります。

膀胱炎と尿路閉塞を繰り返すオス猫くんが、セカンドオピニオンを求めて来院されました。数度の解除処置で尿道が疲弊しているうえに、膀胱内結石も認められ、同時オペが必要かと思い高度医療病院を紹介しました。

結局現在辛うじて尿も出ていることと、飼主さんがあまり手術を希望されない旨を踏まえ経過を見ることになったそうです。

…が、やはり排尿障害を繰り返すことに飼主さんもついに手術を選択せざる得なくなりました。結局、膀胱切開は元々の掛かりつけの病院で行い、会陰部尿道瘻設置術はシンシアでて…と結果的に飼主さんにお手間をかけることになってしまいましたが、飼主さんの納得されることというのは最重要課題なのでやむを得ないかも知れません。

昨日無事手術も終わり、現在経過観察中です。今日はしっかり餌も食べて、しれっと元気にしていてくれています。このまま落ち着いてくれたら、お家に帰って普通の暮らしができることでしょう。

『結果よければすべてよし』…で収まってほしいものです。

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シンシア動物病院
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