動物を守りたい

          

寅年にちなんで、トラの記事が讀賣新聞に載っていました。ロシアでトラの保護対策を目的とした「グローバル・タイガー・サミット」が開催されるそうです。開発による森林伐採や密猟の影響でトラが3000頭近くまで減り絶滅が心配されているそうです。政府や民間団体の保護対策で回復の傾向になりつつもまだまだ予断は許されない状況のようです。動物園のあり方には賛否両論があるようですが、トラの生態や繁殖の研究に少しでも役立つならその価値は十分にあるのではないでしょうか?ただ狭い折の中だけでは何とも気の毒です、できるだけ自然に近時状態で飼育できればなお嬉しいことです。

先日あるサファリパークでトラに飼育員が襲われるという痛ましい事故があったようです。本当に動物が好きで飼育員になられたでしょうに、その方がお気の毒でなりません。ご回復を心よりお祈り申し上げます。

動物病院でもいえることは、野生ではないにしてもどんなに馴れていても相手は動物です、人間と同じ感覚でペットや動物と接するのはあまり正しいとは言えません。自分の身を守るため、そして大切なペットや動物の命を守るため、私たちは節度と緊張を持って彼らに接しなければならないと改めて感じました。

 

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シンシア動物病院
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